冬の窓ガラスに水滴が、よく付いていますよね。これが結露です!
室内の暖かい空気が、外気に冷やされた窓ガラスに冷やされ水蒸気の状態でいられなくなった水分が、水滴になってガラスに付着します、つまり、外気の温度と室内の温度に大きく差が出たときに発生します。この結露は、カビやダニの発生の原因にもなります、木枠や床に水滴が染み込んで、そこにカビやダニが発生しやすい環境になります、最近ではこの、ダニやカビがアトピーの原因の一つだと言われています。
では、このような結露を発生させない為にはどうしたら良いかというと、外気と内気の温度差をなくせば解決できます。外気と内気を、なくす為には、外気の寒さがそのままガラスから伝わらないようにする事が必要です。
複層ガラス、2重サッシは結露の発生を抑えます。
ペアガラスは戸外の冷気を遮蔽することで結露を発生しにくくします。その秘密は2枚のガラスに密閉された空気層にあります。原理はポットと同じで、室内と室外の間に空気層をつくる事で熱の移動を防ぎます。
※ 空気は水の30分の1、木の8分の1、と熱を伝えにくい物質です。
ペアガラス < Low-Eペアガラス < 真空ガラスの順に効果が高くなります
室温20度、湿度60%の環境では3mmガラスは外気温9度、複層ガラスは0度、サーモペアスリムは-3度まで、スペーシアは-21度まで結露を発生させません。